&Y CONCEPT
「更新はしているのに、欲しい相談が来ない」「フォロワーは増えるが商談に結びつかない」。個人事業主や年配の経営者の方から、同じ悩みをよく伺います。原因の多くは、プロフィールが“自分の言いたいこと”で埋まり、相手の知りたい情報が抜け落ちていることです。私たちが大切にするのは、事業者と顧客のあいだにある「認知のズレ」をなくすこと。プロフィールは、そのズレを最短で埋める「第一印象の設計図」です。自己満足の発信から卒業し、理想のお客様に「これは私のことだ」と気づいていただく起点を、一緒に整えていきませんか。
プロフィールが機能しない主な理由は三つあります。第一に「誰に」の不在。対象が曖昧だと、読み手は自分事化できません。第二に「何がどう良くなる」の不明確。肩書きや経歴の列挙だけでは、価値が翻訳されず伝わりません。第三に「証拠」と「次の一歩」の欠落。実例や数字、連絡方法が見えないと、不安が勝ち行動は生まれません。結果として、投稿の質や頻度以前に“入口”で離脱が起き、価格だけを比べられる不幸な仕事に巻き込まれてしまいます。だからこそ、プロフィールは「読む人の意思決定」を助ける構造で組み立てる必要があります。
①ペルソナ起点(誰に)年齢・立場・状況・困りごとを一行で特定します。例:「小規模施設を運営し、ITに不安がある方へ」。②価値提案(何をどう良くする)成果の姿を具体語で。例:「初回相談から運用まで一人で完結。見守り体制を一週間で可視化」。③証拠設計(信頼の裏付け)件数・年数・再現性・第三者の声など、数字と言葉で示します。
この三軸が揃うと、「自分事化→安心→行動」の順で進みます。理想客に刺さるインスタプロフィールは、この順番を外しません。
一行約束:「【対象】の【状況】を、【期間/工数】で【成果】にします。」本文(150字目安):「中小の【領域】に特化。初回は【方法】で状況を可視化。過去【件数/年数】の経験から、【再現プロセス】で進めます。対応は【エリア/時間】。まずは【CTA】から。」CTA例:「無料チェックリスト」「15分ヒアリング」「資料の目次だけ確認」。
年配層に配慮し、読みやすさと安心感を最優先に。顔写真は“威厳”より“親しみ”。現場や図解のカットを併用し、テキストの主張と矛盾しない一貫性を保ちます。色は高コントラスト、余白を広く、絵文字の多用は避けめに。
プロフィールは、発信の飾りではなく「意思決定の補助線」です。誰に、何を、どう良くするのかを一行で約束し、数字とプロセスで裏づけ、次の一歩へ丁寧に案内する。これが、理想のお客様に「私のことだ」と思っていただく最短ルートです。入口が整えば、価格競争に巻き込まれにくくなり、双方が幸せになる関係が育ちます。今日できるのは、対象宣言の一行修正と、CTAの明確化。小さく整え、反応を測り、また整える――その反復が、認知のズレを確実に縮め、成果につながっていきます。
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